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安達多九郎

安達多九郎(あだちたくろう)

所属:玉川座

安西喜次郎(後の玉川歌仙)が売られた男娼家「丁字楼」の元下男。もともとは男娼として売られたが、気性荒く気も短く、容姿も野蛮であったため店には出ず雑務をさせられていた。本名石動左九郎

経歴

玉川仙之丞の口利きで鼓打ち安達某の門下に入る。その後、香具師紛いのことをしていたが、そのうち流しの鼓打ちとしてそちこちの旅芝居に加わるようになる。木幡小平次とは、森田屋一郎兵衛の一座で知り合う。

玉川一座の奥州興行に囃子方として参加。又市の仕掛けを見抜く。木幡小平次を夜釣りに誘い、動木運平らと共謀して殺害(未遂)。木幡小平次の家に居座ってお塚と暮らす。

実の兄である動木運平に斬られて死亡。

ちなみに、男鹿から江戸に出てきたばかりの四玉徳次郎を(玉川座奥州興行の)3年前に助けたことがある。

外見

濃い眉。

家族・親族

父:北町同心石動某

兄:動木運平

別名・仇名・通称

荒神棚の多九郎石動左九郎(本名)

登場作

覘き小平次


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