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藤左衛門(藤介父)

藤左衛門(藤介父)(とうざえもん)

所属:

概要・経歴

薬種問屋の主人だったが、50歳前(30年前)に源吉に譲って隠居。商才はあるが欲がない。理を見極める目も、人を使う情も、難を乗り切る知恵もあるが、富貴立身を欲する気持ちがない。

隠居する前に因幡町に八軒長屋二棟を建て、その店賃を実入りとする。

現在77、8歳。来る日も来る日も何処が痛い此処が痒い疲れた怠いとグチを垂れ捲っている。絵に描いたような隠居。これといった道楽もなく、たまに茶を点てたりするくらい。遊里に通うこともなければ芝居見物もしない。将棋を指したり碁を打ったりすることもあるが、勝負ごとが好きという訳でもない。

天明6年(1786年)ごろからやいとに凝りだし、天明7年(1787年)に艾を買ってからは隙あらば藤介に灸を据えようとしているし、実際に灸を据えてやけどさせている。

天明6年(1786年) 隠居
宝暦11年(1761年) 藤介誕生
天明7年(1787年)秋 廊下で転ぶ

外見

家族・親族

先妻:死亡
後妻:千代
子:藤介
弟:源吉

別名・仇名・通称

登場作

病葉草紙


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