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お甲

お甲(こう)

所属:ゑんま屋

概要・経歴

根岸に店を構える損料商いゑんま屋の元締。蒲団や調度、椀や膳、大工道具から赤子の襁褓まで何でも貸す。また、口ではいえぬありとあらゆる憂き世の損を、見合った銭で肩代わりする裏家業を持つ。

一文字屋仁蔵とは旧知の仲で、又市を損料屋に引き込む。

祇右衛門事件に際して多くの手下と店を失い、角助巳之八の位牌を持って飛騨に去る。

飛騨で多吉を匿っていた人物と推定される。

冨久の事件の後、徳次郎と共に稲荷藤兵衛の家を訪れる。

外見

高価そうな身態の女。態に応じた凛とした立ち振る舞い。

三十路は超えているだろう。もしかしたら四十の坂も越しているかもしれぬ。貫禄も威厳もあるから、もっとうんと上なのかもしれぬ。でも、眼が若い。時折小娘のような瞳になる。

家族・親族

別名・仇名・通称

登場作

前巷説百物語 寝肥・周防大蟆・かみなり・山地乳・旧鼠
了巷説百物語 百物語


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