角助の弟分。ゑんま屋で諸事手伝いをしている。普段は店や奥の雑用をしているが、良からぬ仕事を助けるために飼われている。足が速いのと口が堅いのが取り柄で、探索仕事や連絡には役に立つ。
17、8の小僧で、歳は又市よりも下。生国は飛騨。
祇右衛門の手下に殺され、志方兵吾の自身番屋火の見櫓に死体を吊るされる。
縵面形の巳之八(二つ名)
前巷説百物語 かみなり・山地乳・旧鼠