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里江

里江(さとえ)

所属:

概要・経歴

松野屋善助の一人娘で、杵乃字屋剛右衛門の妻。お峰の母。

夫婦になった直後から杵乃字屋剛右衛門に苛め抜かれ、父松野屋善助ともども松野屋から追い出され、一人娘お峰も奪われた。

林蔵の仕掛けでその名と境遇が利用された。その筋書きの中では城島屋籐右衛門と夫婦になった直後に殴る蹴るの暴行を受け、生んだ男の子も奪われ追い出されて死亡。柳次によって呼び出されたという設定でお峰が里江になり替わり、城島屋籐右衛門への恨み辛みを杵乃字屋剛右衛門に語った。

外見

左手に籐右衛門に付けられた痣。背中には焼け火箸を当てられた痕がある(仕掛け上の設定)

家族・親族

父:松野屋善助

夫:杵乃字屋剛右衛門

子:お峰

別名・仇名・通称

登場作

西巷説百物語 桂男


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