七福連の一人で中心人物。小槌を使う。
冨久の兄で元宮大工。博打で身を持ち崩し、江戸で博徒をしていた。
文化14年(1817年)に北林で金鉱を発見。文政4年(1821年)に紀州に行き、福乃屋の取り立て役を始める。この課程で仲間を集め、七福連を結成。
天保13年(1842年)6月1日、風見一学に殺される。
妹:冨久
了巷説百物語 葛乃葉・手洗鬼・野宿火