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多々良勝五郎

多々良勝五郎(たたらかつごろう)

所属:

概要

大陸の化け物を研究している在野の民俗学者。中禅寺秋彦の友人。沼上蓮次を相棒に、妖怪の調査旅行を行っている。稀譚月報 7月号(昭和28年6月発行分)から、連載「失われた妖怪たち」開始。ちなみに、少女歌劇を好む。

森羅万象あらゆるものに興味を持ち、熱心に探求を続けるが、社会通念に対してだけは何の興味も持っていない。

経歴

元は理系で力学や天文、気象にも造詣が深く、さらに建築を学んでいた。沼上蓮次と山梨に調査旅行に出かけた際、村木作左衛門および村木富美と知り合い、金銭的バックアップを得た。

昭和15年 建築家の道を捨て妖怪研究に専念すると決意
昭和25年初夏 沼上蓮次と山梨伝説巡り
 村木作左衛門村木富美と知り合う
昭和26年1月 信州伝説巡り出発
昭和26年1月15日 諏訪大社上社の田遊神事を見る
昭和26年2月7日 田岡太郎と知り合う
昭和26年2月8日 田岡吾市の死体発見
昭和26年2月 富の市と博打勝負
昭和26年秋 出羽で即身仏にされかかり中禅寺秋彦に救われる
昭和27年 四国に行く
昭和28年5月27日 中禅寺秋彦の代理として織作茜に会う
昭和29年8月 亀山智嗣の水死体の発見者になる

外見

寸詰まりの菊池寛。

菊池寛のポンチ絵みたいな人。

鳥の巣の如く寝癖のついた髪。小柄で善く肥えており、丸い小振りの眼鏡を小さな鼻の上に載せている。額が長い。額の上に強そうな髪の毛が逆立っている。

黒い背広に蝦茶のチョッキ、幅の広いネクタイにだぶだぶの縞のズボン。

ポケットが沢山付いたチョッキを着ている。

万年筆のインキで指先が青く染まっている。

家族・親族

別名・仇名・通称

センセイ(沼上蓮次

登場作

塗仏の宴
今昔続百鬼 雲 岸涯小僧・泥田坊・手の目・古庫裏婆
今昔百鬼拾遺 月 河童


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