西田尾扇(にしだびせん)†
所属:
概要・経歴†
深川万年橋の町医者。構えも大きく、下男(十助など)や弟子(宗八など)がたくさんいる。直助の主でもある。
腕は並。知識はある。ただ、治してやろう、楽にしてやろう、可哀想に辛いだろうにという人の情けが欠けている。また、守銭奴故に貧乏人は診ない。その癖、妙に名誉を重んじるところがあり、貧しい家でも武家ならば出入りしたがる。女房も信用しておらず、金蔵の鍵を首から下げて寝るときも離さない。
伊東喜兵衛に阿り、袖を攫うお膳立てをしたため直助に恨まれ、殺される。
家族・親族†
別名・仇名・通称†
登場作†
嗤う伊右衛門
前巷説百物語 二口女