西川俊政の母。
西川俊政の先妻西川静と折り合いが悪く、追い詰めて死に追いやる。静の死後、遺児西川正太郎を折檻し続け、ろくに食事も与えず餓死させる。正太郎を西田尾扇に診断させた際には、口止め料として100両を渡していた。
静および正太郎の死を深く悔い、後妻西川縫を心から慈しんでいた。
西川縫を苦しめていたことを知り、自らの罪を告白して出家する。
厳しい顔つきの年寄り。
子:西川俊政
前巷説百物語 二口女