米倉巳之吉(先代)(よねくらみのきちせんだい)†
所属:
概要・経歴†
人形浄瑠璃の人形遣いで、名人として名高い。武家よりも大儀を重んじ、豪胆にして公正明大、礼節を知る人物だった。藤本豊二郎(先代)殺害の疑いを掛けられ、世間からは下手人扱いされ、座元からは敬遠され、舞台に立つことはおろか人形に触れることすら出来なくなり自害。
藤本豊二郎(先代)を殺したのが藤本豊吉であることを見抜いていたが、藤本豊吉の筋の良さを高く買っており、藤本豊二郎(先代)殺しの疑いを掛けられつつも藤本豊吉をかばい、豊二郎襲名を強く推した。
家族・親族†
息子:由蔵(米倉巳之吉)
別名・仇名・通称†
登場作†
西巷説百物語 夜楽屋