尾崎紅葉の弟子。松岡國男とともに弔堂に行こうとして道に迷い、天馬塔子に案内してもらう。
長野に行った際、重左衛門が溺死するのを目撃する。
明治30年 弔堂を訪問
ずんぐりとした四角い顔。小振りな丸眼鏡が顔に貼り付いているかのように見える。綺麗に刈り込んだこめかみ。強面だが愛想はとてもよい。
身なりもこざっぱりとしていて、無頼な感じはしない。
録さん、田中録彌
書楼弔堂 炎昼 事件