大坂の材木問屋橡屋の三代目。
白菊にのめりこむが、京白河の材木問屋白木屋の娘龍田との縁談が持ち上がると白菊を捨てる。さらに龍田に入れ知恵され、遊廓に火を付けて丙午の悪い噂を流す。
12年前、祝言の最中に龍田が火を付け、白菊ともども焼死。
続巷説百物語 飛縁魔