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楠本頼子

楠本頼子(くすもとよりこ)

所属:

概要・経歴

私立鷹羽女学院中等部在籍の14歳の少女。内向的で世間知らず。お嬢様ぞろいのクラスで劣等感を持っている。同じく父のいない柚木加菜子と出会い、強い同一化願望を抱く。

加菜子が語った「頼子は加菜子の、加菜子は頼子の生まれ変わり」という話を表面的には信じていたが、一方では現実的な冷めた面も持っている。

中央線武蔵小金井駅のホームで加菜子の項の皰を見た瞬間、強度の阿闍世コンプレックス(母を愛するが故に母を殺そうとする欲望の傾向)と強い他者との同一化願望が表面化。そして、「あの状況が訪れたから、その瞬間が訪れたから」加菜子を突き落とす。

久保竣公と出会い、4人目の犠牲者となる。

昭和27年8月15日 柚木加菜子をホームから突き落とす
昭和27年8月31日 柚木加菜子が突き落とされたことを「思いつく」
昭和27年9月27日 武蔵境で頼子の両腕発見
昭和27年9月28日 久保竣公の自宅で頼子の遺体発見

外見

三つ編みに、化粧気のない顔。きめの細かい肌。艶めかしさとあどけなさの同居した、不思議な生物。後5年か、10年経てばかなりの美人になる。

母が連れてくる男達が揃って好色な視線を向けて来るぐらいに整った顔立ち。

家族・親族

父:楠本君枝の最初の夫

母:楠本君枝

別名・仇名・通称

登場作

魍魎の匣


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