松宮仁

松宮仁（まつみやひとし）†

概要・経歴†

明慧寺周辺の土地を相続したことから明慧寺にかかわることになった若い僧侶。松宮鈴子の実の兄だが、鈴子と関係を結んで妊娠させてしまう。

父松宮仁一郎と母を殺害した鈴子に恐怖し、家に放火して逃亡。後に出家。

昭和27年に土地を相続していたことを知り、調査を始める。明慧寺訪問と殺人事件が同時期だったため、参考人として保護される。明慧寺で13年前と変わらぬ鈴子と出会う。

昭和14年12月28日　底倉村の寺に身を寄せる
昭和15年1月3日　寺を出る
昭和15年1月3日　松宮家に放火して逃亡
昭和15年1月4日　町中山野を放浪
昭和25年　復員
昭和27年9月　乞暇願いを出して寺を出る
昭和27年11月　明慧寺に最初の手紙送付
昭和27年12月　明慧寺に訪問する旨の手紙送付
昭和28年2月　明慧寺訪問

外見†

整った顔立ち。

家族・親族†

父：松宮仁一郎

妹：松宮鈴子

別名・仇名・通称†

松宮仁如（出家後）

登場作†

鉄鼠の檻