宇都木実菜

宇都木実菜（うつぎみな）†

榎木津礼二郎の見合い相手。榎木津礼二郎の海軍時代の上官宇都木幸三郎大佐の娘で、陶磁器蒐めが趣味。自立心が強く真面目な女性。

経歴†

榎木津礼二郎との縁談に大層乗り気だったが、澤井健一に強姦され、親類たちによって見合い前に破談にされる。

その後神崎宏美の助言に従い、「真壁恵」として平塚のアパートすみれ荘に身を隠す。4月まで澤福酒店を手伝い、4月から西田新造のモデルとなる。誤解した赤木大輔により、「しずく」を飲まされ死亡。

昭和28年1月　澤井健一に強姦される
昭和28年1月から2月初旬　成城の家から姿を消す
昭和28年1月20日　すみれ荘入居契約
昭和28年4月　西田新造のモデルを始める
昭和28年9月5日　赤木大輔に殺害される

外見†

凛とした面差しの知的なご婦人。

家族・親族†

父：宇都木幸三郎

兄：戦死

別名・仇名・通称†

真壁恵（偽名）

登場作†

邪魅の雫