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嘉助
嘉助(かすけ)†
所属:
江戸市中で足掛け3年にわたり盗みを働いた盗賊向坂甚内の正体。浅草住人の鳶職で、菊の父。静の夫。青山鉄山の密偵。
経歴†
小心者の意気地なし。小博打、強請の類が関の山の小物だった。静と菊が原宿村に戻った後、青山鉄山に指示されて、宜しからぬ行いをして財を成した者どもから不浄の財を巻き上げる。このとき、いにしえの大盗賊にあやかって向坂甚内と名乗る。
青山鉄山の指示による盗みは一度のはずだったが、彼が止めるのも聞かず、手下3人と徒党を組んで江戸市中で足掛け3年にわたり盗みを続ける。商家寺院、大名屋敷にまで忍び込みあるいは押し入り、およそ2200両もの金品を盗み出したが、その金品は青山鉄山に届けていた。
文政7年、過って米搗き三平の父弥平を殺してしまい、浅草の大捕物に発展して青山鉄山に捕らえられ獄門にかけられる。
外見†
家族・親族†
先妻:?
娘:菊
後妻:静
別名・仇名・通称†
登場作†
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