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静(しず)

所属:

嘉助の後添えで、の継母。血のつながらないを実の娘のようにいつくしんできた。

経歴

原宿村の百姓の娘。浅草の小間物屋で働いていたときに嘉助と出会い、13年前に鳥越で1年ほど一緒に暮らした。その後、とともに原宿村に戻り、兄の家に住んでいた。

父の遺言で静との世話をすることになった柴田軍太夫により、原宿村から久兵衛長屋(番町の近くの飯田町)に移ったのが10年前。そこで米搗き三平と出会い、仕立屋の下請け針子をしながら面倒を見ていた。

宅悦に按摩を頼んでいた。「宅悦が死んだのは「何年か前」とあり、民谷伊右衛門の事件から何年か経過していることが分かる。

青山家騒動の際、の亡骸を抱いて井戸に身を投げる。

家族・親族

夫:嘉助

娘:

別名・仇名・通称

登場作

数えずの井戸


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