久遠寺医院で赤子を殺されたと訴えた「板橋の傷痍軍人の左官屋」。太平洋戦争ではインパール作戦に参加し、戦傷を受ける。「羽生」という長屋に住んでいる。昭和27年当時35歳。
裕福ではなかったが、無理をして小春を久遠寺医院に入院させる。死産という説明に納得できず訴えるが、小春の意見に従い訴えを取り下げる。
久遠寺医院の看護婦だった戸田澄江から死産でなかったことを聞き、カストリ雑誌に久遠寺医院の情報を売る。
小春とは見合い結婚。
妻:原澤小春(失踪)
子:原澤伍一の子
姑獲鳥の夏
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