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登勢

登勢(とせ)

概要・経歴

犬目宿の本陣の一人娘。18歳。礼儀正しい、極めてまともな娘。受け答えも言葉遣いもきちんとしていて、実に聡明。

天明6年(1786年)の秋口に花を摘んでいたときに癪を起こし、久瀬棠庵に助けられる。

久瀬棠庵が去った後、寝たきりになって奇行を繰り返し、その様子を立ち聞きしていた藤左衛門に「雪隠の脇で辛いもんばかり喰って泣いてばかりいる寝た切りの娘」と評される。

奇行は、後妻によって毒殺されることを恐れていたことによる。それを察した久瀬棠庵によって江戸に呼ばれ、そのまま長屋に居着いてお澄に針仕事を習いながら久瀬棠庵から本草学を伝授して貰っている。

外見

健康そうにこそ見えない。久瀬棠庵に負けず劣らずの痩せっぽち。

幼く見える。12、3歳にしか見えない。

家族・親族

父:勢右衛門
弟:勢太郎

別名・仇名・通称

登場作

病葉草紙


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