狐釣りの名人。茶枳尼の伊蔵の手下となり、人殺しを繰り返す。
上州生まれで、10年前に甲斐夢山の麓にある狐杜に流れてくる。
5年前、市で登和と出会い、所帯を持つために気張って狐を釣る。それを見兼ねた白玄に、狐を殺すなとしつこく戒められて殺害してしまう。その現場を伊蔵に見られ、追剥や殺人を強要される。
登和と縁りを戻すが、伊蔵に命じられて登和まで殺してしまう。
人釣り弥作(二つ名)
巷説百物語 白蔵主