国枝喜左衛門

国枝喜左衛門（くにえだきざえもん）†

概要・経歴†

山中でりんを陵辱、殺害した下手人。

旧幕時代は薩摩藩士で密偵。異常なまでに女色に固執し、抵抗する女を無理矢理に姦す。また、刹那的に乱暴を働く癖があり、意味もなく刀を振り回したりする男だった。

大政奉還後、出家。大層な通力を持つと評判（実はイカサマ）の僧侶となり、千住のさる真言系寺院の住職に治まる。

憑物落とし役として百物語に参加。山岡百介の話に動揺し、さらにりんに瓜二つの山岡小夜を見て恐怖し己の罪を告白する。

外見†

家族・親族†

別名・仇名・通称†

国枝慧嶽

登場作†

後巷説百物語 風の神