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仁秀

仁秀(じんしゅう)

所属:明慧寺

概要・経歴

明慧寺の真の貫主で、空海が持ち帰った北宋の漸悟禅を伝える。約100歳だがいまだ悟りの境地を知らず、頓悟・大悟した小坂了稔大西泰全菅野博行中島祐賢を殺害する。

表向きは、杉山哲童およびとともに明慧寺の近在に住む老人で、寺の食事の施しで生活している。

播磨出身。先代仁秀に拾われ、その後「仁秀」(北宋の祖六祖神秀と同じ読み)の名を継ぐ。

明慧寺の火災時に消息を絶つ。

万延元年 先代仁秀に拾われる
昭和28年2月 消息不明

外見

日焼けした浅黒い顔で、頭髪はない(禿げているのか剃髪しているのか区別がつかない)。目尻に刻まれた皺が深い。

くすんだ灰色の、法衣のような作務衣のようなものを纏い、帯の代わりに荒縄のようなものを巻きつけている。裾や襟はほつれて襤褸襤褸。

家族・親族

別名・仇名・通称

登場作

鉄鼠の檻


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