金城屋亨右衛門

金城屋亨右衛門（かねしろやきょうえもん）†

概要・経歴†

名古屋の廻船問屋の主人。白菊（実は龍田）に人生を狂わされる。

手代からの叩き上げ。若い頃から謹厳実直、率先垂範の甲斐あって娘婿に迎えられる。主人となってからも己に厳しく下々には篤く、精進を忘れず励み、一粒万倍の財を成した傑物。

25年前に妻に先立たれてから15年ばかり女気なしでいたが、10年前に白菊と出会う。祝言の日に消えた白菊の身を案じ、生きていると知って白菊御殿を建てる。

白菊御殿火事の後、跡目を金城屋栄吉に譲り得度。

外見†

家族・親族†

子：金城屋栄吉

別名・仇名・通称†

登場作†

続巷説百物語 飛縁魔