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今川雅澄

今川雅澄(いまがわまさずみ)

駆け出し(昭和28年で2年目)の古物商。今川雅幸が始めた「骨董今川」を継ぎ、屋号を「待古庵」と改める。

経歴

蒔絵を描く絵師の家系(先祖は今川義元?)の次男(5人兄弟)。幼い頃から絵を描くのが好きで、日本画だけでなく西洋画の手法も学ぶ。技術・技法では兄を凌駕すると自負していたが、父に芸術家たることを否定されて筆を折る。

軍隊時代は海軍で榎木津礼二郎の部下。(上官としてではなく、神として)「生涯人前で乳製品を食べること」をきつく禁じられている。伊佐間一成の戦友でもある。また、軍隊時代には「犬の首事件」「簡易風呂熟睡事件」「飛行中意識失い事件」などの失敗談があるとされているが、実際は榎木津礼二郎に責任があるらしい。

昭和28年2月 箱根山連続僧侶殺害事件に巻き込まれる
昭和28年3月 連続目潰し魔・絞殺魔事件に巻き込まれる
昭和28年8月 榎木津礼二郎から砧青磁の甕探しを命じられる
昭和28年12月14日 呪いの面の鑑定を依頼される

外見

一見ずんぐりとしていて、善くいえば貫禄がある。立派な樽噉鼻。その鼻の上に大きな団栗眼がついており、その上には蚰蜒の如き太い眉毛がある。少ししまりのない唇は厚く、それを取り囲む髭も濃い。顎はほとんどなく、唇の下方はなだらかな曲線を描き頸へと続いている。顔の部品がどれも立派過ぎて、実に濃い顔に仕上がっている。

馬に鼠を掛け合わせたような容貌。

家族・親族

祖父:十二代泉右衛門

父:十三代泉右衛門

兄:十四代泉右衛門

弟:3人

別名・仇名・通称

マチコ(渾名)、待古庵(屋号)、ぐぶぐぶ魔人、馬鼠、気持ち悪い乃介(榎木津

登場作

鉄鼠の檻
絡新婦の理
百器徒然袋 雨 瓶長
百器徒然袋 風 面霊気


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