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菊 の履歴(No.1)
菊(きく)†
所属:青山家
旗本青山家の女中で、後に大久保吉羅付きの腰元になる。18歳。米搗き三平とは幼馴染み。
器量は良いし、能く笑う。性質は温厚。構えたところもなければ、捻くれてもいない。が、先を読みすぎるため行動が鈍くなる。そのため、生来の虚け者、粗相失敗跡を絶たぬ不作法者と思われることが多い。
経歴†
13歳で初めて奉公に出され、奉公先は寿美屋で6つ目。長くて2年、短ければ半年で暇を出されることが続き、疫病神という評判が立つ。又市は、菊の容姿が原因と語っている。6度目の奉公先である寿美屋でも寿美屋与介に恋慕され、柴田十太夫の依頼を受けた又市に助けられる。
徳次郎の仲人で米搗き三平との縁談が持ち上がるが、柴田十太夫によって青山家の女中として奉公することになる。青山家の騒動の責を引き受けようとし、家宝の皿を井戸に投げ込もうとして斬殺される。青山播磨は自分が斬ったと語っているが、実際は不明。
外見†
類い稀なる美しさ。硝子玉の如き無垢な眼。
家族・親族†
父:嘉助
継母:静
別名・仇名・通称†
登場作†
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