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内藤赳夫 の履歴(No.2)


内藤赳夫(ないとうたけお)

所属:久遠寺家

概要・経歴

久遠寺医院の住み込みの医師見習い。婿に入って久遠寺家を継ぐと目されていた。久遠寺涼子に思いを寄せるが、結婚は許されなかった。牧朗へのあてつけとして梗子に誘われ、梗子と毎晩通じる。

久遠寺の主筋に当たる大名の血筋の遠縁とされていたが、これは久遠寺菊乃の指示による詐称。実際は久遠寺医院の患者の子にすぎない。30年前に菊乃が内藤を攫ったことが原因で内藤の母親は死亡。内藤の父は自殺してしまう。内藤は女郎屋の女衒のような仕事をしている養い親のもとで育ち、医師になるという条件で久遠寺医院に引き取られる。だが、国家試験に三度落第するにおよび、跡取りの座は牧朗へと移ることになる。

雑司が谷嬰児連続失踪事件後、黒川玉枝のヒモになる。さらに、藍童子の催眠術にかかり、織作茜を殺害して遺体を木に吊るす。

昭和27年7月 中禅寺秋彦に呪いをかけられる
昭和28年6月5日 藍童子に会う
昭和28年6月11日 織作茜殺害

外見

浅黒い精悍な顔つきの、背の高い男。切れ長の充血した目、への字に曲がった口の周囲には無精髭。遠目には精悍に見えた風貌も、能く見ると荒んだ生活が滲んでいる。

年齢は関口と同じか少し下くらい(29~30歳くらいか?)。

家族・親族

育ての親:仁蔵

別名・仇名・通称

登場作

姑獲鳥の夏
塗仏の宴


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