円覚丹

円覚丹（まどかかくたん）†

概要・経歴†

明慧寺の貫首。表向きは禅師だが、実は真言宗系の僧侶。68歳。真言宗金剛三密会初代教主 円覚道の孫で、元金剛三密会教主。

教団が滅んだ後、牧村托雄の父牧村拓道が住職を務める秩父照山院に身を寄せる。貫首の地位と金剛三密会の復興を餌に、小坂了稔にスカウトされ明慧寺に入山。箱根山連続僧侶殺害事件後、還俗。

明治18年　誕生
明治28年　虚空蔵菩薩能満諸願最勝心陀羅尼求聞持法再開
明治33年　教団を離れる
大正元年　金剛峰寺で発願得度（27歳）
大正11年　牧村拓道から手紙を受け取る
昭和3年　明慧寺入山
昭和28年　還俗

外見†

金糸銀糸で織り上げた美しい袈裟を纏った大柄な僧。

家族・親族†

祖父：円覚道

父：円覚正

別名・仇名・通称†

登場作†

鉄鼠の檻
百鬼夜行 陰 襟立衣