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中禅寺秋彦 の履歴(No.3)


中禅寺秋彦(ちゅうぜんじあきひこ)

概要・経歴

古書店を営む傍ら、武蔵晴明社の神主や憑物落としなどの副業を持つ。各国各地の宗教・習俗、口碑伝承の類の知識が豊富な能弁家。「京極堂」は妻の実家である京都の菓子司の屋号を勝手に拝借したもの。分類されていない本を見ると異常に怒る癖がある。

口癖は、「この世には不思議なことなど何もないのだよ」。

恐山で産まれ、7、8歳ごろまでは下北半島で暮らしていた。旧制高校時代に榎木津礼二郎関口巽と知り合う。

旧制高校卒業後、高等学校の講師となる。

昭和25年、関口巽の結婚と同時期に講師を辞め、古本屋「京極堂」を開業。京極堂は中野のどこまでもだらだらといい加減な傾斜で続いている坂道(眩暈坂)を登り詰めたところ、貧相な竹薮に挟まれた蕎麦屋の隣。武蔵晴明社は、その先にある小さな森の小さな社。

外見

・親でも死んだような仏頂面(姑獲鳥の夏

憑物落とし時は、墨で染めたような真っ黒い着流しに晴明桔梗が染め抜いてある薄手の黒い羽織を纏い、手には手甲、黒足袋に鼻緒だけが赤い黒下駄といういでたち。

家族・親族

妻:中禅寺千鶴子

妹:中禅寺敦子

そのほか:京極堂の飼い猫

別名・仇名・通称

京極堂(屋号)

登場作

姑獲鳥の夏


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