菊の幼馴染み。17、8歳。嘉助に殺された弥平の子。毎日米を搗いている。
両国で出会った徳次郎に、菊と夫婦になるように勧められる。菊が青山家に奉公に出てから彼女に対する好意に気づく。
青山家の変事を知らされ、菊の亡骸を引き取るため静に同行。家宝の皿が入った箱を敷石に叩き付け、井戸に投げ込む。
遠山主膳に斬り殺され、井戸に落ちる。
父:弥平
数えずの井戸