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今川雅澄 の履歴(No.2)


今川雅澄(いまがわまさずみ)

概要・経歴

駆け出し(昭和28年で2年目)の古物商。従兄弟が始めた「骨董今川」を継ぎ、屋号を「待古庵」と改める。

蒔絵を描く絵師の家系(先祖は今川義元?)の次男(5人兄弟)。幼い頃から絵を描くのが好きで、日本画だけでなく西洋画の手法も学ぶ。技術・技法では兄を凌駕すると自負していたが、父に芸術家たることを否定されて筆を折る。

軍隊時代は海軍で榎木津礼二郎の部下。(上官としてではなく、神として)「生涯人前で乳製品を食べること」をきつく命じられている。

外見

一見ずんぐりとしていて、善くいえば貫禄がある。立派な樽噉鼻。その鼻の上に大きな団栗眼がついており、その上には蚰蜒の如き太い眉毛がある。少ししまりのない唇は厚く、それを取り囲む髭も濃い。顎はほとんどなく、唇の下方はなだらかな曲線を描き頸へと続いている。顔の部品がどれも立派過ぎて、実に濃い顔に仕上がっている。

馬に鼠を掛け合わせたような容貌。

家族・親族

祖父:十二代泉右衛門

父:十三代泉右衛門

兄:十四代泉右衛門?

弟:3人

別名・仇名・通称

マチコ、待古庵(屋号)

登場作

鉄鼠の檻


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