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*柳屋吉兵衛（やなぎやきちべえ） [#lf69d309]
RIGHT:所属：
**概要・経歴 [#g6ba0b13]
[[柳屋宗右衛門]]の十代後の子孫。旅籠「柳屋」の現主人。赤ん坊の顔を見ると、殺意を抑えられなくなる。

10年前、[[お徳]]との間に待望の長男[[信坊]]が誕生。だが、[[信坊]]を見ると殺したいという衝動に駆られる。[[信坊]]をおぶっていた下女を襲い、[[信坊]]を柳の枝で絞め殺し下女をこっそり海に流した。[[お徳]]は、自害に見せかけて刺し殺す。
10年前（文政11年）、[[お徳]]との間に待望の長男[[信坊]]が誕生。だが、[[信坊]]を見ると殺したいという衝動に駆られる。[[信坊]]をおぶっていた下女を襲い、[[信坊]]を柳の枝で絞め殺し下女をこっそり海に流した。[[お徳]]は、自害に見せかけて刺し殺す。

翌年3月27日、柳を祭る祠を打ち壊し護摩壇の火にくべる。
文政12年3月27日、柳を祭る祠を打ち壊し護摩壇の火にくべる。

その3年後、後添えとして[[お喜美]]を娶るが、[[お喜美]]は[[宗右衛門]]に恐怖して自ら実家に逃げ帰る（表向きは子が出来なかったため離縁とされる）。
その3年後の文政15年、後添えとして[[お喜美]]を娶るが、[[お喜美]]は[[宗右衛門]]に恐怖して自ら実家に逃げ帰る（表向きは子が出来なかったため離縁とされる）。

翌年、3人目の妻[[おもん]]を迎える。[[おもん]]が孕んだ際、彼女にすべてを告白。[[庄太郎]]が誕生するが、3カ月後に[[庄太郎]]を池に漬けて殺害。
文政16年、3人目の妻[[おもん]]を迎える。[[おもん]]が孕んだ際、彼女にすべてを告白。[[庄太郎]]が誕生するが、3カ月後に[[庄太郎]]を池に漬けて殺害。

4人目の妻[[お澄]]との子も、生まれてすぐに殺す（表向きは流産）。自害あるいは殺害した[[お澄]]とその子の死骸を庭に埋める。

[[山岡百介]]、[[三次屋三五郎]]と庭を調査した際、女怪に化けた[[おぎん]]に逆上して突進。心臓麻痺を起こして死亡する。その10日後、骸が浜に打ち上げられているのを発見される。
**外見 [#bfca4206]

**家族・親族 [#h036137e]
妻：[[お徳]]

子：[[信坊]]

妻：[[お喜美]]

妻：[[おもん]]

子：[[庄太郎]]

妻：[[お澄]]

妻：[[八重]]

**別名・仇名・通称 [#l3bb62ac]

**登場作 [#bd50a0ab]
[[巷説百物語]] 柳女~
[[了巷説百物語]] 柳婆