大坂の版元。また、上方で裏の渡世人たちを束ねる元締めのようなことをしている。
山岡百介の戯作開板に際して口利きする。ただし、その戯作本を手に取ることなく死亡。
ちなみに、「続巷説百物語」のみ「十文字屋仁蔵」という人物が登場するが、一文字屋仁蔵と同一人物と思われる。誤記あるいは誤植か。
十文字屋仁蔵(誤植?)
巷説百物語 帷子辻 続巷説百物語 老人火(十文字屋仁蔵) 後巷説百物語 天火