関東大震災時に家族と生き別れ、仁秀によって救われる。そのまま仁秀とともに暮らし、明慧寺の僧侶となる。29歳。
知能の発達が遅れているが、公案を熱心に考えている。そして、仁秀が殺害した僧侶の死体を公案そのものに見立てる。
加賀英生に刺されるが、命はとりとめる。
杉山哲夫(本名)
鉄鼠の檻