明慧寺の貫首。表向きは禅師だが、実は真言宗系の僧侶。68歳。真言宗金剛三密会初代教主 円覚道の孫で、元金剛三密会教主。
教団が滅んだ後、牧村托雄の父が住職を務める秩父照山院に身を寄せる。貫首の地位と金剛三密会の復興を餌に、小坂了稔にスカウトされ明慧寺に入山。箱根山連続僧侶殺害事件後、還俗。
昭和3年 明慧寺入山 昭和28年 還俗
金糸銀糸で織り上げた美しい袈裟を纏った大柄な僧。
祖父:円覚道
鉄鼠の檻