高柳剣十郎

高柳剣十郎（たかやなぎけんじゅうろう）†

概要・経歴†

遠野の町廻り役同心。領内を見て回り領民の暮らしを守るのが役儀。宇夫方祥五郎と同年。

信心深い性質ではない。剛胆な訳ではなく人一倍怖がり。臆病で、考え過ぎで、正直で、やや鈍感。

食うために猟をしており、鉄砲が使える。早瀬と愛宕で行われた遠野軍の予行調練で江田重成の目にとまり、鉄砲隊に抜擢される。あの江田重成に褒められた鉄砲の名人という看板が付いてしまい、居心地の悪い思いをしている。

5年前、自分で獲った山鳥を食べて腹を壊し、田荘洪庵の療を受ける。

1844年9月　茨島で行われた盛岡藩大調練で鉄砲隊の1人として参加
1845年　是川五郎左衛門に娘焼き捨て殺しの下手人を挙げろと命じられる
1845年11月10日　化け物を撃ち取る

外見†

家族・親族†

別名・仇名・通称†

登場作†

遠巷説百物語 波山・鬼熊・恙虫・出世螺