宗像民江

宗像民江（むなかたたみえ）†

概要・経歴†

真言立川流の密儀のため、父宗像新造から鷺宮家に差し出された娘。側頭葉の内側に先天的な欠陥があり、人間の顔の識別ができない。鷺宮邦貴の相手であったが、このために佐田申義を鷺宮邦貴と誤認して恋をする。

髑髏を手に入れるための手段として佐田申義に利用され、諍いになって佐田申義を絞め殺す。逃亡中に佐田朱美と邂逅し、利根川に転落。その際に、現在の夫宇多川崇に助けられるが、記憶障碍になる。

佐田朱美の巾着や佐久間の証言により「朱美」と誤認され、佐田朱美としての前半生を刷り込まれる。その後、鷺宮邦貴を佐田申義と思い込んで殺害。さらに、実の兄宗像賢造に佐田朱美と誤解され、宗像賢造が差し向けた男および矢沢駿六、宇多川崇を殺害してしまう。

昭和11年　「鴨田酒造」に奉公に出る
昭和19年9月1日　佐田申義を絞殺
昭和19年10月　利根川で佐田朱美と遭遇
昭和27年11月1日　宗像賢造が現れる
昭和27年11月4日　鷺宮邦貴が現れ、犯される
昭和27年11月11日　宗像賢造が来る
　鷺宮邦貴再訪。殺害して首を切る
昭和27年11月？日　宗像賢造が差し向けた男を殺害して首を切る
昭和27年11月28日　飯島基督教会に相談に行く
　矢沢駿六を殺害して首を切る
昭和27年12月2日　宇多川崇を絞殺

外見†

若い頃から肉付きが良い、男好きのするような早熟な娘。

家族・親族†

父：宗像新造

兄：宗像賢造

夫：宇多川崇

別名・仇名・通称†

宇多川朱美

登場作†

狂骨の夢