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大鷹篤志

大鷹篤志(おおたかあつし)

所属:警察関係

概要・経歴

国家警察長野県本部刑事課捜査一係 楢木班の刑事。昭和28年時点で32歳。

的確な状況認識ができない性質で、落ち着きがなく、気も利かない。周囲の助力が得られているのに自滅するタイプ。記憶力も理解力も人並みにはある。とびきり良くははないが、驚くほど悪いわけでもない。ただ、複数の情報を関連付けて論理を構築することができない。自身の性的な行為や感情を自覚した際、「愚かだ」という想いにとらわれる。

15歳の頃、曾祖父の13回忌のため小諸にある本家に行き、本家の娘である百合に付き添っている看護婦の花田に特別な感情を持った。このとき、花田百合の陰部を窃視する。

16歳の頃、4歳年上の風呂屋の娘と初めて経験する。

(7年前、復員間もなく)25歳の頃から週に1、2度は、実家の賄い女、徳子と情交を結んでいる。徳子と関係するようになったきっかけは、徳子の情事を偶然覗き見し、彼女に口止めされたことから。徳子を嫁にすることを大真面目に考え、徳子にも打ち明けたが笑われた。

(3年前)29歳の時に家を出て、下宿(2階)に移った。その下宿の向かいに住む小学校の教員、奥貫薫子に恋愛感情を抱き、入浴中の奥貫薫子を覗き見する。

奥貫薫子殺害事件の捜査時、死体安置所にて奥貫薫子の遺体を冒涜。精神の均衡を崩して事件後に辞職。奥貫薫子殺害事件が解決した翌日に失踪。

大磯を放浪中に真壁恵と名乗る神崎宏美と出会い、すみれ荘の真壁恵宇都木実菜)を警護(ストーキング)することに。高田屋で江藤徹也と揉み合いになり殺害、その後西田新造に刺し殺される。

昭和17年 花田百合の陰部を窃視
昭和18年 風呂屋の娘と初体験
昭和21年 徳子との関係開始
昭和25年 下宿開始。奥貫薫子の入浴を窃視
昭和28年7月 伊庭木場を間違え、木場に電話
昭和28年7月後半 奥貫薫子殺害事件を捜査
昭和28年9月5日 高田屋を出て保養所に入る
昭和28年9月11日 保養所を出るて高田屋に入る
 楢木宛速達を投函
 江藤徹也殺害
昭和28年9月13日 西田新造に殺害される

外見

20代後半から30代前半。中肉中背。髪は短くしていたが、量が多い。眉が濃く、眼が小さい。眼鏡をかけている。見た目は実年齢より4、5歳若く見える。

家族・親族

父:大鷹篤志の父

別名・仇名・通称

坊ちゃん(徳子

登場作

陰摩羅鬼の瑕
邪魅の雫
百鬼夜行 陽 大首


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