尾崎紅葉の弟子。18歳。摩耶夫人を奉じている。
父は金沢藩の細工方。母は幼少期に死亡。
明治26年(1893年) 日出新聞で『冠彌左衞門』の連載を開始
細面の色白で腺病質そうに見える。忙しないけれど、おどおどしてはいない。
身なりは良い。銀縁の小振りな眼鏡。
泉鏡花、畠芋之助
書楼弔堂 破曉 発心