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林蔵 の変更点


*林蔵(りんぞう) [#s9ab8f96]
RIGHT:所属:[[又市一味]]/[[ゑんま屋]]/[[一文字屋]]

[[又市]]と義兄弟の杯を酌み交わした小悪党。上方では[[一文字屋仁蔵]]の手下として仕掛け仕事をしている。


決めぜりふは「これで終いの金比羅さんや」。

**経歴 [#wbaa6911]

江戸を出た[[又市]]と大津で知り合い、手を組むようになる。当時は痩せた汚い餓鬼だったが妙に調子が良く、女の尻ばかり追いかけてる考えなしの馬鹿野郎。さらに公家のご落胤を自称していたが真相は不明。

摂津の代官所の件の16年前、[[一文字屋仁蔵]]の指示で[[辰造]]に仕掛けを施そうとするが、[[お栄]]の密告により露見。[[辰造]]一味に斬られ、恋仲だった[[お妙]]は殺される。[[又市]]によって助けられるが上方にいられなくなり、江戸に流れる。江戸では縁起物売りをしつつ、ゑんま屋の損料仕事を請け負う。

[[又市]]に付き纏っていた[[おちか]]に本気で惚れるが、不注意から「祇右衛門」事件に[[おちか]]を巻き込み死なせてしまう。この事件をきっかけに、再び上方に戻る。

上方では、表向きは天王寺で帳屋(紙に帳面、筆一式、そうした書き物道具全般を扱う商い)を営む。帳屋は店先に笹竹を立てるが、林蔵の店は竹の先に樒が括られていることから「樒屋」と呼ばれる。看板は「帳屋林蔵」。

一方では[[又市]]の仕掛けに協力。また、2年前から横川の[[お竜]]と組んでいる。

[[お栄]]の策謀を阻止すると、再び上方を離れる。



言い寄ってくる女は相当多い。羽振りが悪い訳でもなく男振りも好いのに女気を嫌うのは、[[お妙]]、[[おちか]]の影響からか。

**外見 [#kb38d2b2]
見た目はさっぱりと垢抜けている。顔つきも整っている。切れ長の吊眼はどこか高貴な様子。鼻筋もすっと通っている。薄い唇は男のくせに朱く、色白の顔に妙に映えている。

つるりとした面体の狐のような男。

**家族・親族 [#w4f40226]

**別名・仇名・通称 [#sac61b2f]
[[帳屋の林蔵]]、[[靄船の林蔵]]、[[削掛の林蔵]]、[[御託の林蔵]](二つ名)、樒屋(通称)、林さん

**登場作 [#a16fa92d]
[[巷説百物語]] 帷子辻~
[[前巷説百物語]]~
[[西巷説百物語]]~

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