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多田マキ の変更点


*多田マキ(ただまき) [#t999edeb]
RIGHT:所属:
**概要・経歴 [#w9b392be]
[[川島新造]]と[[前島八千代]]が入った連込宿の婆ァ。[[前島八千代]]が着ていた友禅を[[中条高]]の店「中条質店」に質入れする。

意地汚くて強かで、業突く張りで偏屈で、愛想がなくて嫌みで吝嗇で、頑迷で意固地で自分勝手。年寄りなのだからそうするべきだと思い、老人の悪癖をわざと体現している。

明治の初めの頃の生まれ。誕生日は鳥居耀蔵の命日。実家は料理屋(料亭)で、構えもそこそこ大きかった。老舗ではなかったが、客筋は良く、繁盛していた。

11歳の夏、実家の屏風に傷を付けたが、咎められなかった。自分がやったと言い出せぬまま、使用人が暇を出されてうしろめたさを感じる。

15歳のとき、[[父>多田マキの父]]が店を手放した。

20歳過ぎ、若い書生([[進吉]]あるいは[[達吉]])と出来た。家に家族がいても気にせず情交を続けていた。

[[父>多田マキの父]]が死ぬと、母と兄によって廓に売られ女郎になる。その後、母と兄は行方知れずとなる。

ある年、男の手引きで遊郭から足抜けし、そのまま品川まで逃げたが相手の男に場末の淫売宿に売り飛ばされる。淫売宿が摘発されると、東京中の悪所を転々とした揚げ句、四谷鮫ヶ橋界隈に墜ちた。

30歳を過ぎた時、そこで[[為次郎]]と出会い、内縁関係になるが[[為次郎]]は呉服屋の令室と出来てしまい、駆け落ち。

生きるために売春の斡旋業を始め、大正になった頃、四谷に家を買って連込宿を始めた。

**外見 [#l21897c2]
梅漬けを2つ3つ食ったような皺くちゃの顔。

継ぎ接ぎの綿入れを着ている。

**家族・親族 [#eb6b55d6]
父:[[多田マキの父]]

母:行方知れず

兄:行方知れず

祖母:

夫:[[為次郎]](内縁関係)



**別名・仇名・通称 [#ac35a409]

**登場作 [#jfa1a67c]
[[絡新婦の理]]~
[[百鬼夜行 陽]] 屏風闚~

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