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伊佐間一成 の変更点


#author("2023-09-21T21:44:00+09:00","","")
*伊佐間一成(いさまかずなり) [#mb4d3b42]
RIGHT:所属:[[京極堂グループ]]

町田で「いさま屋」という釣り堀を経営している、味のある鯣のような男。30になりたて。[[中禅寺秋彦]]、[[関口巽]]共通の友人。戦争中は[[榎木津礼二郎]]の部下で[[今川雅澄]]の戦友。多くを省略して尚、的確に意図が伝わる独特の話法を使う。

**経歴 [#oe5d4dc6]
もともとエンジニア志望だったが、仕事の成果を金に換えるという世界に馴染まなかった。戦争は何とか生き残ったが、復員船の中でマラリアに罹り、臨死体験。以来、何でも拝むようになる。

戦前は問題なかったが、復員後は牡蠣を喰うと必ず腹を毀す。後、症状が出た切っ掛けに気付くと腹を毀さなくなった。

復員後は、実家の「旅荘いさま屋」(戦前は割烹旅館)にあった活簀を改造した釣り堀を任される。

趣味は魚釣り、笛を吹くこと(尺八、銀笛、ケイナなど)、廃材を加工して不思議なオブジェを造ること。

昭和23年 釣り堀を任される~
昭和26年 父死亡~
昭和27年9月22日 [[京極堂]]を訪問~
昭和27年10月9日、島根の物部神社で[[雨宮典匡]]と出会う~
昭和27年11月1日 [[一柳朱美]]と出会う~
昭和27年12月4日 [[一柳朱美]]連行を目撃~
昭和28年3月 連続目潰し魔・絞殺魔事件に巻き込まれる~
昭和28年6月12日 薔薇十字探偵社を訪問~

**外見 [#s2b7d8fa]
トルコ人が被るような鍔のない奇妙な帽子を被り、ロシア人が着るような毛皮襟の防寒服を纏っている。鬢も襟足も短く刈り込み、口髭を蓄えているから、一見国籍不明。

顔自体は古の本邦上流階級を彷彿とさせる、俗にいう公家顔。切れ長の一重に細長く通った鼻筋。前歯2本がやや大きい。烏帽子でも被せてやれば、そのまま蹴鞠でも始めそうなご面体。

背は高いが猫背気味だから実際の身長より小柄に見える。動きもぽきぽきとして、枯れ枝のようだ。

**家族・親族 [#x4b7517b]
父:死亡

姉夫婦:旅館「旅荘いさま屋」を継ぐ

**別名・仇名・通称 [#pae0a7b8]
いさま屋(屋号)、瓢箪鯰、河童、老衰男([[榎木津>榎木津礼二郎]])

**登場作 [#x2201020]
[[魍魎の匣]]~
[[狂骨の夢]]~
[[絡新婦の理]]~
[[塗仏の宴]]~
[[百器徒然袋 雨]] 山颪~
[[鵼の碑]]~

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