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一柳朱美 の変更点


*一柳朱美(いちやなぎあけみ) [#f07dbc58]
RIGHT:所属:
**概要・経歴 [#g046fe9d]

武御名方富命の髑髏を受け継ぐ家に生まれたが故に半生を翻弄された女性。奉公先で知り合った同年の[[宗像民江]]の身を案じ、2番目の夫[[一柳史郎]]とともに[[宇多川朱美]]となった[[民江>宗像民江]]を守ろうとする。


武御名方富命の髑髏を受け継ぐ家に生まれたが故に半生を翻弄された女性。奉公先で知り合った同年の[[宗像民江]]の身を案じ、2番目の夫[[一柳史郎]]とともに[[宇多川朱美]]となった[[民江>宗像民江]]を守ろうとする。気風の良い姉御肌な人物で、風邪を引いた[[伊佐間一成]]や自殺に失敗して怪我をした[[村上兵吉]]など、妙なものを拾ってしまう傾向がある。



**経歴 [#eed6a239]

生家は、信州塩田平(長野県上田下之郷)独鈷山山中南方村(廃村)の小作農家。「ミナカタ様」と呼ばれる髑髏を代々伝える「頭家」で旧姓は南方。

13歳のとき、末弟が生まれ下之郷の造り酒屋「鴨田酒造」に奉公に出る。ここで[[宗像民江]]と知り合う。17歳のとき、髑髏を狙う[[鷺宮邦貴]]が実家に放火し、家族を失う。翌年「鴨田酒造」の主人[[鴨田周三]]の世話で[[佐田申義]]と結婚するが、[[佐田申義]]が入営前に逃亡したため憲兵に拘禁され、性的陵辱を受ける。拘禁中に[[佐田申義]]は殺害され、朱美は[[鴨田周三]]の計らいで村を出る。

本庄児玉にたどり着き、利根川に身を投げようとしたところ、[[民江>宗像民江]]と遭遇(佐田申義殺害から1カ月後)。[[民江>宗像民江]]ともみ合って川に転落し、現在の夫[[一柳史郎]]に助けられる。その後[[民江>宗像民江]]を探し出し、[[宇多川崇]]を殺してしまった[[民江>宗像民江]]の代わりに逮捕される。

気風の良い姉御肌な人物で、風邪を引いた[[伊佐間一成]]や自殺に失敗して怪我をした[[村上兵吉]]など、妙なものを拾ってしまう傾向がある。



金色髑髏事件後逗子を離れ、[[尾国誠一]]の世話で3カ月前に沼津に落ち着き、首を吊ろうとして怪我をした[[村上兵吉]]を介抱する。

昭和14年 「鴨田酒造」に奉公に出る~
昭和18年 [[鷺宮邦貴]]が実家に放火。家族全員焼死~
昭和19年 [[佐田申義]]と結婚~
昭和19年8月31日 憲兵に拘禁される~
昭和19年9月1日 夫[[佐田申義]]が殺害される~
昭和19年9月2日 解放~
昭和19年10月 利根川で[[民江>宗像民江]]と遭遇~
昭和27年夏 復員した[[宗像賢造]]に手紙を出す~
昭和27年11月1日 [[伊佐間一成]]と出会い、介抱する~
昭和27年12月4日 [[宗像民江]]をかばい、[[宇多川崇]]殺害容疑で連行される~
昭和28年 沼津に転居~

**外見 [#f330f1ac]
濡れたように黒く長い睫に縁どられた妖しい瞳。小作りで小さな顔。形の良い唇。細い顎の線がまだあどけない。

**家族・親族 [#be6b25d6]
先祖:[[南方衆]]

父:偏屈な頑固者、酒好きで酔うと乱暴を働いた

母:そんな父に仕えている女中のような女

兄弟:弟と妹がいた

夫:[[佐田申義]]

夫:[[一柳史郎]]

**別名・仇名・通称 [#mcd23ced]
[[南方朱美]]、[[佐田朱美]]

**登場作 [#afb2fc65]
[[狂骨の夢]]~
[[塗仏の宴]]~

**関連地図 [#adb56534]
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