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又市 の履歴差分(No.4)


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*又市(またいち) [#fbee7356]
RIGHT:所属:[[又市一味]]
**概要・経歴 [#ga3f675b]
札撒き御行に身をやつし、全国を叉に掛けて仕掛けを施し事件をまとめる男。小股潜りの又市の二つ名で、各地に仲間や知人を持つ。山猫廻しの[[おぎん]]や事触れの[[治平]]と組むことが多い。

舌先三寸口八丁、口から先に生まれてきたような小悪党。欺す賺す騙る謀るはお手のもの。縁切り仲人口は得手中の得手。人を魅き付けるような雰囲気を持っているが、それでいて何を考えているのか解らぬところもある。

堅気の[[山岡百介]]を仕掛けに協力させたりもするが、一方で裏社会に[[山岡百介]]を深入りさせぬよう心を砕いている面もある。

武州生まれの百姓の子で、生まれてすぐに母は男と逃げる。父は8つのときに死亡。無動寺の[[玉泉坊]]と組んで上方を荒らしていたり、靄船の[[林蔵]]と義兄弟の杯を酌み交わしている。
武州三多摩生まれの百姓の子。父は田は枯らす悪さはするの酒乱、稀代のろくでなし。又市が8歳のときに死亡。母[[お槇]]は2つのときに男と逃げる。

上方を離れた後、[[小右衛門]]と組んで10年前の[[祇右衛門]]捕縛に関わる。[[小右衛門]]の死を見届けた後、[[山岡百介]]の前から姿を消す。
当初は上方で活動。靄船の[[林蔵]]と義兄弟の杯を酌み交わし、無動寺の[[玉泉坊]]と組んで上方を荒らしていた。上方を離れた後、江戸で[[小右衛門]]と組んで[[祇右衛門]]捕縛に関わり名を上げる。行き倒れの御行から装束・道具を奪い、以後は御行姿を常とする。

[[民谷伊右衛門]]と[[民谷岩]]の縁談を斡旋したが、後手に回って多くの人死にを出し、さらに[[民谷伊右衛門]]と[[民谷岩]]を死なせてしまう。

その後[[治平]]らと組むようになり、[[山岡百介]]と出会う。[[小右衛門]]の死を見届けた後、[[山岡百介]]の前から姿を消す。

決め台詞は「御行奉為(したてまつる)」。

麹町 四谷門の外、念仏長屋が根城と語るが、不明。

**外見 [#y1bac56c]
純白の衣。胸に偈箱を下げて、坊主頭を白木綿で行者包みにしている。

**家族・親族 [#tb49d2b0]
母:[[お槇]]

**別名・仇名・通称 [#qf3341ee]
[[小股潜りの又市]](二つ名)、又([[治平]])、又やん([[文作]])、[[八咫烏]]

**登場作 [#r8fdb818]
[[嗤う伊右衛門]]~
[[巷説百物語]]~
[[続巷説百物語]]~
[[後巷説百物語]]~


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