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久保竣公 の履歴(No.1)


久保竣公(くぼしゅんこう)

所属:

概要・経歴

昭和26年暮れ、処女作「蒐集者の庭」(「銀星文學」に掲載)で文化藝術社主催の本朝幻想文学新人賞を受賞した新進気鋭の幻想小説家。だが実際には、彼の小説は「ほとんど日記」ともいえるほど、彼の日常そのままであった。

寺田兵衛サトの子。サトが鬱病になったため、両親からほとんど放置されて育つ。兵衛の出征後、鉄箱に挟まれて指を失い、母に連れられ九州築上求菩提山に向かう。

サトは犬ヶ岳山中で力尽きて首を吊り、修験者に保護されて求菩提山の氏子の1人に預けられた。その氏子とともに伊勢に移り住み、後にその氏子の養子として遺産を相続する。

ある日突然寺田兵衛の元に現れ、毎日責めさいなみ、そして穢封じ御筥様を作り出す。

箱に入った柚木加菜子を見てしまったことが引き金となり、自ら箱入りの少女を作ろうとする。穢封じ御筥様の信者名簿から順番に14、5歳の少女を選び、順番に接触。手足を切断して各地に遺棄する。楠本頼子と接触した際に美馬坂近代研究所の存在を知り、自ら美馬坂幸四郎の手術を受ける。

その後美馬坂幸四郎をかみ殺し、柚木陽子に絞め殺される。

自宅は国分寺だが、駅から大分離れており小平や小金井に近い。

昭和21年 伊勢に移住
昭和25年 求菩提山の氏子だった婦人の遺産を相続

外見

眉墨でも引いたようなくっきりとした細い眉、きついが涼しげな目元。細面の、どちらかといえば美男子。髪の毛も整えられている。整髪料の香りがする。身嗜みもちょっとした紳士。写真屋が嵌めているような薄手の白い手袋を嵌めている。

家族・親族

父:寺田兵衛

母:寺田サト

義母:求菩提山の氏子

別名・仇名・通称

登場作

魍魎の匣


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