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一柳朱美 の履歴(No.1)


佐田朱美(さたあけみ)

所属:

概要・経歴

武御名方富命の髑髏を受け継ぐ家に生まれたが故に半生を翻弄された女性。奉公先で知り合った同年の宗像民江の身を案じ、2番目の夫一柳史郎とともに宇多川朱美となった民江を守ろうとする。

生家は、信州塩田平(長野県上田下之郷)独鈷山山中南方村(廃村)の小作農家。「ミナカタ様」と呼ばれる髑髏を代々伝える「頭家」で旧姓は南方。

13歳のとき、末弟が生まれ下之郷の造り酒屋「鴨田酒造」に奉公に出る。ここで宗像民江と知り合う。17歳のとき、髑髏を狙う鷺宮邦貴が実家に放火し、家族を失う。翌年「鴨田酒造」の主人鴨田周三の世話で佐田申義と結婚するが、佐田申義が入営前に逃亡したため憲兵に拘禁され、性的陵辱を受ける。拘禁中に佐田申義は殺害され、朱美は鴨田周三の計らいで村を出る。

本庄児玉にたどり着き、利根川に身を投げようとしたところ、民江と遭遇(佐田申義殺害から1カ月後)。民江ともみ合って川に転落し、現在の夫一柳史郎に助けられる。その後民江を探し出し、宇多川崇を殺してしまった民江の代わりに逮捕される。

昭和14年 「鴨田酒造」に奉公に出る
昭和18年 鷺宮邦貴が実家に放火。家族全員焼死
昭和19年 佐田申義と結婚
昭和19年8月31日 憲兵に拘禁される
昭和19年9月1日 夫佐田申義が殺害される
昭和19年9月2日 解放
昭和19年10月 利根川で民江と遭遇
昭和27年夏 復員した宗像賢造に手紙を出す
昭和27年11月1日 伊佐間一成と出会い、介抱する
昭和27年12月4日 宗像民江をかばい、宇多川崇殺害容疑で連行される

外見

濡れたように黒く長い睫に縁どられた妖しい瞳。小作りで小さな顔。形の良い唇。細い顎の線がまだあどけない。

家族・親族

父:偏屈な頑固者、酒好きで酔うと乱暴を働いた

母:そんな父に仕えている女中のような女

兄弟:弟と妹がいた

夫:佐田申義

夫:一柳史郎

別名・仇名・通称

南方朱美、一柳夫人

登場作

狂骨の夢


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